2015年04月08日 |
クラレ、豪州Plantic社を買収、バイオ樹脂展開へ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:クラレ |
クラレは8日、オーストラリアでバイオマス由来のバリアフィルム事業を展開する Plantic Technologies社の発行済み全株式を取得したと発表した。 同社は高いガスバリア性が特長の「エバール」(エチレン・ビニルアルコール共重合体)フィルムなどを事業展開しているが、食品包装材料のバイオマス化が世界的に広がっているところから、同買収は今後の社会ニーズに合致すると判断した。 Plantic社は2001年の設立。本社はビクトリア州アルトナ市にあり、売上高30億円(2015年予想)。従業員70名。フィルム製品はオーストラリア国内でも大手スーパーなどで採用されており今後も需要は増える見通し。 クラレでは今後他社とのアライアンスも視野に入れた事業拡大を図っていく方針。 3年後にはグローバルで売上高100億円をめざす。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1428475180.pdf |