2015年04月09日 |
農研機構、西日本に適した米粉パン専用水稲新品種開発 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:農林水産省 |
農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は、西日本での栽培に適した米粉パン専用水稲新品種「こなだもん」を開発したと発表した。 通常の食用(米飯用)の品種より粒径の小さい米粉に製粉できる。また、製粉時のでんぷんの損傷の割合が少ないという特徴もあるため、ふくらみが良く、型くずれしにくい米粉パンを製造できる。 出穂期や収穫時期など主要な栽培特性は西日本で広い地域で多く栽培されている「ヒノヒカリ」に近く、収量もほぼ同じ。このため、高標高地をのぞく西日本の広い範囲での栽培に適している。 |