2015年04月14日 |
三井物産など4社、ブラジル沖「浮体式海洋石油開発」推進 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三井物産 |
三井物産は14日、三井海洋開発が推進しているブラジル沖合タルタルーガ・ベルデ油田及び同・メスティサ油田向けFPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出施設)1基の長期傭船事業に対して商船三井、丸紅とともに出資参加することに合意し同日付で契約締結したと発表した。 EPSOは2017年第4四半期からブラジル沖合のタルタルーガ・ベルデ油田及びタルタルーガ・メスティサ油田の開発に投入する。油田はリオデジャネイロ州マカエ市南東方沖合約125キロに位置。FPSOは水深約765メートルにある海底油田に係留される。 三井海洋開発、三井物産、商船三井及び丸紅が4社共同で取り組む4件目のブラジル向けFPSO傭船事業となる。 【FPSO概要】 原油生産能力:15万バレル/日 ガス生産能力:176百万立方フィート/日 原油貯蔵能力:160万バレル 係留方式:スプレッド・ムアリング(水深765メートル) <出資比率> 三井海洋開発:29.4% 三井物産:32.4% 商船三井:20.6% 丸紅 :17.6% |