2015年04月14日 |
森スチレン工業会長「PSの国内出荷低迷止まず」 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
日本スチレン工業会の森幸博会長(PSジャパン社長)は14日の定例プレス懇談会で、1-3月期のポリスチレン(PS)の国内出荷規模(14万トン)が「過去最高を記録した1990年以降四半期ベースで過去最低の出荷量となり、依然として低迷が続いている」と、深刻な内需状況にあるとの見解を示した。 その要因については、「実需が回復してこない」ことをあげるとともに、「海外進出したユーザーが日本への回帰の動きを見せた電機・工業用途で、日本に戻ってきても海外原料を使用し続けている」、また「一時、減少に向かった海外品の流入が再び増加に転じてきたこと」などをあげた。 このため今年上期のPS国内出荷見通しにつても「わからない。先が読みづらい状況だ」と述べるにとどめた。 |