2015年04月15日
JBA・勉強会「食品の合理的な安全性証明」
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:バイオインダストリー協会

バイオインダストリー協会(JBA)未来へのバイオ技術勉強会は5月19日午後3時から東京・中央区の同協会で「食品の合理的な安全性証明」と題する講演会を開催する。終了後交流会。日本生物工学会協賛。

講師は東京工業大学大学院理工学研究科の大河内美奈教授(全網羅ミルクペプチドアレイを用いた食物アレルギー病態モニタリング)と、東京工業大学資源化学研究所の上田宏教授(夢の免疫素子Q-body/食品安全への応用を中心に)の両氏。

大河内教授は、小児食物アレルギーに着目し、ペプチドマイクロアレイを用いた抗体解析によるアレルギー検査法の開発を進めている。講演ではペプチドアレイを用いたアレルギー疾患病態モニタリングシステムの原理、開発への道程と今後の展開について紹介する。

上田教授は、通常の分析方法では測定が難しい低分子でも、比較的簡単な作業で高感度な測定ができる免疫測定素子のQ-bodyを紹介する。輸入される大量の食物の中には、カビ毒や農薬などさまざまな汚染物質が含まれていると懸念されている。Q-bodyが威力を発揮しカビ毒や農薬などを検出した事例を紹介する。

定員 60名。
講演会費 JBA会員無料、非会員 10000円。
交流会費 無料。

問い合わせ先さJBA事務局(TEL:03-5541-2731)