2015年04月17日 |
環境省、低炭素水素実証でトクヤマ、昭電など4社採択 |
【カテゴリー】:行政/団体(新製品/新技術) 【関連企業・団体】:昭和電工、トクヤマ、トヨタ自動車、環境省、エア・ウォーター |
環境省は17日、低炭素な水素サプライチェーンの実証(地域連携・低炭素水素技術実証)事業を実施する企業として、応募のあった16件の中からトヨタ自動車、エア・ウォーター、トクヤマ、昭和電工の4社(4件)を選定したと発表した。事業期間はトヨタ4年、あとの3社は5年。実施地域、水素供給源(カッコ内)、計画概要は以下の通り。 <低炭素水素技術実証・採択4件> 【トヨタ自動車】 横浜市(風力):風力発電等により製造した水素を簡易な移動式水素充填設備を活用したデリバリーシステムによって輸送し、地域の倉庫、工場や市場内の燃料電池フォークリフトで利用する。 【エア・ウォーター】 北海道河東郡鹿追町(バイオガス):家畜ふん尿由来のバイオガスから製造した水素を、水素ガスボンベを活用した簡易な輸送システムにより輸送し、地域内施設の定置用燃料電池等で利用する。 【トクヤマ】 山口県周南市・下関市(未利用副生水素):苛性ソーダ工場から発生する未利用の副生水素を回収し、液化・圧縮等により輸送し、近隣や周辺地域の定置用燃料電池や燃料電池自動車等で利用する。 【昭和電工】 川崎市(使用済プラスチック):使用済プラスチックから得られる水素を精製し、パイプラインで輸送し、業務施設や研究施設の定置用燃料電池等で利用する。 |