2015年04月23日 |
シンテック社 エチレン工場建設決める |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:信越化学工業、シンテック |
信越化学は23日、米国子会社のシンテック社がエチレン工場建設を正式決定したと発表した。 約14億ドル(約1700億円)を投じて、ルイジアナ州のシンテック所有地に年産50万トンのエチレンプラントを建設する。2018年前半完成の予定。このほど州当局の建設許可を取得した。投資資金はシンテック社の自己資金でまかなう。 日本の化学会社が米国にエチレン工場を建設するのは初めて。 建設工事は主に東洋エンジニアリングが請負い、米国ルーマス社の技術を用いる。 シンテック社は現在、米国フリーポート工場(年産145万トン)、アディス工場(増設後90万トン)、プラクマン工場(60万トン)と、3工場に計年産295万トンの生産能力を持つ世界最大の塩ビ樹脂メーカー。 基礎原料のエチレンから一貫生産体制を確立する。有利な原料事情を生かしで事業基盤をさらに強固にする。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1429770238.doc |