2015年04月30日 |
3月鉱工業指数「緩やかな持ち直し」化学は低下 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省が30日発表した3月の鉱工業生産・出荷指数(2000年=100、季節調整済)は生産、出荷とも前月を0.3%下回り、在庫は0.3%上昇した。 製造工業生産予測調査によると、4月は前月比2.1%の上昇、5月は同▲0.3%の低下を予測している。 基調判断は、前月の「総じてみれば、生産は緩やかな持ち直しの動きがみられる」を据え置いた。 業種別にみると生産が上昇したのは、輸送機械、情報通信機械、電子部品・デバイス工業、パルプ・紙・紙加工品工業の全15業種中5業種。低下したのは電気機械工業、化学工業、プラスチック製品工業など11業種で、窯業・土石製品工業の1業種は横ばいだった。 化学工業(除、医薬品)は生産が前月比▲0.6%の95.0と4カ月ぶり、出荷▲2.0%の91.7と6カ月ぶりのともに前年割れとなった。在庫は2.4%上昇の106.7、在庫率は1.9%上昇の120.2だった。 プラスチック製品工業は生産が前月比▲1.5%の95.1、出荷同▲2.7%の93.6と、ともに2カ月連続のマイナスだった。在庫同は0.4%上昇の106.7、在庫率指数は0.0%と変わらず110.9だった。 |