2015年05月07日 |
東洋エンジ・物産など、ジャカルタに初の地下鉄 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:東洋エンジニアリング、三井物産 |
東洋エンジニアリング、三井物産、神戸製鋼所および東洋エンジの現地会社(IKPT)の4社連合は7日、インドネシアのジャカルタに同国初の地下鉄となる「ジャカルタ都市高速鉄道南北線」(15.7Km)向け鉄道システム一式をジャカルタ都市高速鉄道会社から約250億円で受注したと発表した。納期は3年6カ月。 三井物産がコンソーシアムリーダー、東洋エンジがプロジェクトマネジメントと受配電設備、電車線、軌道、昇降機等の設計・供給を担う。神戸製鋼はシステムインテグレーションとともに信号・通信設備・自動出改札システム、ホームドア等の設計・供給を担当する。IKPTは全システムについて据え付けや機器の供給などを行う。東洋エンジの鉄道分野進出は初めて。 プロジェクトは、路線長が15.7Km(高架:9.2Km、地下6:.5Km)、13の駅を設置する。 1日当たりの乗降客41万人を見込む。 ジャカルタの急速な経済成長に伴う深刻な交通渋滞の緩和は同国にとって悲願の一つだった。今回、日本政府の円借款を活用することで同プロジェクト推進が決まった。 地下鉄用の車両はすでに住友商事が受注済み。日本車輛製造(本社:愛知県名古屋市、中川彰社長)が16編成分計96両を製造し納入する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1430964655.pdf (英文) Mitsui, Toyo, KOBELCO and IKPT enter into Contract for Integrated Railway Systems・・・ http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1430964655.pdf |