2015年05月07日
特許庁、新タイプの商標出願、1位は「色彩」
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特許庁は4月1日から改正商標法の施行で、色彩や音など新しいタイプの商標の出願受け付けをスタートしたが、このほど同月24日までの出願状況をまとめた。

それによると、タイプ別の電子出願と書面(紙)出願の合計出願数は、色彩商標(単色又は複数の色彩の組み合わせからなる商標)が248件で最も多く、次いで音商標(音楽、音声、自然音等からなる商標であり、聴覚で認識される商標)が194件、位置商標(図形等の商標であって、商品等に付す位置が特定されている商標)が117件、動き商標(文字や図形等が時間の経過に伴って変化する商標)が45件、ホログラム商標(文字や図形等がホログラフィーその他の方法により変化する商標)が3件で、合計607件に達した。

なお、改正商標法の施行前から使用している新しいタイプの商標については「継続的使用権」が認められており、商標登録をしなくても、従来の業務範囲内で使い続けることが認められている。