2015年05月07日
3月の石化品輸出入バランス、22万トン最大
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:経済産業省

経産省化学課は7日、3月のエチレン換算輸出入実績を発表した。輸出入とも前月比プラスとなったが、輸出の増加幅が大きいためバランスは22.3万トンの出超と、統計のある2000年以来最大となった。

エチレン換算した輸出は281,600トンで前月比32.1%(前年同月比69.3%)の増加、輸出比率は47.8%となった。
輸入は前月比8.5%(前年同月比▲14.9%)の58,600トンで内需に占める輸入比率は16.0%だった。
輸出から輸入を差し引いた輸出入バランスは22,3000トン(2月は159,100トン)となった。

内訳をみると、輸出は生エチレンが約10万5600トンで前月比40.4%(前年比84.4%)と増大した。誘導品も15品目のうちEGを除く14品目が前月比プラスとなった。
一方輸入はLD、HDの両ポリエチレンが前月比マイナスだった。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1430993334.tif