2015年05月08日
帝人・3月期、特別損失 471億円、最終赤字80億円
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:帝人

帝人が8日発表した2015年3月期連結決算は前期比増収増益となったが、パラキシレン事業からの撤退など構造改革に伴う特別損失を471億円計上したことから最終損益は80億円の赤字となった。
アラミド繊維、炭素繊維など高機能・複合材料事業が好調、ヘルスケア事業も堅調に推移した。フィルム分野は一部中国メーカーの台頭による価格競争激化で苦戦。期末配当2円(中間期と合わせ年間配当4円)は据え置き。

【帝人・3月期通期(連結)決算】単位:百万円 ( )対前期増減率%
◇売上高     786,171(0.2)
◇営業利益     39,085(116.2)
◇経常利益     42,378(113.1)
◇当期純利益   △8,086(―)
◇1株当たり純利益  △8.23円(8.50円)

<2016年3月期・通期(連結)予想>
◇売上高      825,000(4.9)
◇営業利益      47,500(21.5)
◇経常利益      47,500(12.1)
◇当期純利益     25,000(ー)
◇1株当たり純利益  25.44円