2015年05月08日 |
日本ゼオン、売上高更新、純利益190億円 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:日本ゼオン |
日本ゼオンが8日発表した2015年3月期連結決算は増収減益で、売上高が過去最高を更新した。 最終利益は2.9%減益の190億円だった。合成ゴムは特殊ゴムの販売数量は伸ばしたものの汎用ゴムを中心に海外市況悪化の影響を受けた。 同社の南忠幸・取締役常務執行役員は「売上高は、2007年度の過去最高を更新する3075億円となったが、営業利益はエラストマー素材の海外市況悪化に伴う13%の減益が響き増収減益決算となった」と説明。2016年3月期については「ナフサ価格下落と円安に伴い原料安15%、為替安10%が見込まれるため、増収増益になるとみている」としている。 【日本ゼオン・15年3月期(連結)決算】単位:百万円 ( )対前期増減率% ◇売上高 307,524(3.7) ◇営業利益 28,245(△5.5) ◇経常利益 31,098(△4.5) ◇当期純利益 19,080(△2.9) ◇1株当たり純利益 84.13円(85.15円) <2016年3月期・通期(連結)予想>単位:百万円 ( )対前期増減率% ◇売上高 320,000(4.1) ◇営業利益 32,000(13.3) ◇経常利益 32,000(2.9) ◇当期純利益 23,000(20.5) ◇1株当たり純利益 101.42円 |