2015年05月11日 |
東ソー・大幅増収益、純利益 倍増の622億円 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:東ソー |
東ソーが11日発表した15年3月期連結決算は最終利益が前期比2.1倍の622億円となり2期連続最高益を更新した。売上高は4.8%増の8096億円だった。 石油化学事業はナフサ価格の急落で製品価格が下落するなどの影響を受けたが、機能商品のハイシリカゼオライトが自動車排ガス触媒向けを中心に販売を拡大した。ジルコニアも装飾品用途や歯科材料用途の出荷が好調だった。為替の円安も業績を後押しした。最終利益は日本ポリウレタンとの合併により同社の繰越欠損金を繰延税金資産として計上、増益要因となった。 期末配当金を5円(前期3円)とし、中間期の5円(同3円)と合わせて年間配当を10円(同6円)に増配。 【東ソー・15年3月期(連結)業績】単位:百万円( )前期比% ◇売上高 809,683 (4.8) ◇営業利益 51,397 (23.6) ◇経常利益 60,197 (21.6) ◇当期純利益 62,297 (110.7) ◇1株当たり純利益 103.97円(49.35円) <2016年3月期・通期(連結)予想> ◇売上高 810,000(0.0) ◇営業利益 67,000 (30.4) ◇経常利益 67,000 (11.3) ◇当期純利益 43,000 (△31.0) ◇1株当たり純利益 71.76円 ニュースリリース参照 決算短信 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1431329749.pdf 剰余金の配当に関するお知らせ http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1431329749.pdf |