2015年05月13日
日本触媒にベルギー首相が訪問・池田社長と会談
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:日本触媒

ベルギー王国のシャルル・ミシェル首相が12日、日本触媒 東京本社(千代田区内幸町)を訪問し、出迎えた池田全德社長と会談した。

池田会長らは日本触媒のベルギー子会社、NIPPON SHOKUBAI EUROPE 社(NSE)の事業概要を紹介するとともに、前日役員会で決めたばかりのNSEの高吸水性樹脂(SAP)設備(年産10万トン)増強やその主原料のアクリル酸(AA)製造設備(年産10万トン)の新設計画について説明した。投資額は3億5000万ユーロ(約450億円)と大きい。首相は同行した副首相とともにNSEの投資計画に大きな期待を示していたという。

関連ファイル:2015年5月11付 日本触媒ニュースリリース
http://www.shokubai.co.jp/ja/news/news0192.html

ベルギー子会社のNSE(八谷秀孝社長)は、日本触媒の欧州拠点として1999年に設立。アントワープに本社・工場を持ち、資本金43百万ユーロ。主にSAPの製造・販売事業を展開。従業員95人。