2015年05月14日
千代田化工・増収減益 最終益110億円、18%減
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:千代田化工建設

千代田化工建設が14日発表した15年3月期連結決算は、売上高は4,810億円で前期比7.8%の増収だったが、持分法による投資損失や一部海外グループ会社の赤字計上などにより営業利益、経常利益は減少した。最終利益は18%減益の110億円だった。
受注工事の遂行は順調で、海外ではオーストラリアと米国、ロシアでのLNGプラント、ベトナムやカタール、ベネズエラでの石油・石化プラント、モンゴルでの新国際空港など、国内でもLNG受入基地や太陽光発電設備などの建設が進んだ。独自技術による水素サプライチェーン構築や太陽光・太陽熱発電分野進出をめざす。

【千代田化工・3月期(連結)決算】単位:百万円 ( )対前期増減率%
◇売上高    480,979(7.8)
◇営業利益    21,466(1.8)
◇経常利益    22,271(△2.5)
◇当期純利益   11,029(△18.0)
◇1株当たり純利益  42.58円(51.91円)

<2015年3月期・通期(連結)予想>単位:百万円 ( )対前期増減率%
◇売上高    600,000(24.7)
◇営業利益    20,000(△6.8)
◇経常利益    22,000(△1.2)
◇当期純利益   12,000(8.8)
◇1株当たり純利益 46.33円