2015年05月15日
3月エンジニアリング受注、2カ月連続 前年割れ
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省が14日発表した3月のエンジニアリング受注高(速報値)は、国内外合わせて1兆1754億円で、前年同月比20.3%の大幅減少となった。国内の減少幅は小幅にとどまったが、海外受注が落ち込んだ。
国内受注の前年割れは2カ月ぶり、海外受注は2カ月連続となった。

プラント・施設別に見ると、電力、通信、化学など主要部門が揃って前年を割り、プラスとなったのは全10部門(分野)のうち環境・衛生、都市・地域開発、その他の3部門のみだった。

1件当たり受注高が5億円以上の大口受注件数は177件(前年同月比80.5%)だった。

【3月のエンジニアリング受注高(速報)】 単位:百万円 ( )対前年比%
<受注高計>     1,175,431(79.7)
(国内)       1,041,699(96.3)
(国外)         133,732(34.0)

<プラント・施設別内訳>
・電力設備システム  493,406(98.8)
・通信設備システム  103,146(79.5)
・化学プラント     99,928(29.6)
・製鉄プラント     27,537(72.4)
・その他産業プラント 107,000(99.9
・鉄鋼構造物      36,551(29.9)
・貯蔵・輸送システム 122,701(47.4)
・環境衛生システム  60,592(178.4)
・都市/地域開発    60,592(201.2)
・その他        107,572(82.4)