2015年05月15日 |
田辺三菱、「レミケード」川崎病への適応追加を申請 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:田辺三菱製薬 |
田辺三菱製薬は15日、抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤「レミケード点滴静注用100」(一般名:インフリキシマブ)について、川崎病の効能・効果の追加申請を厚生労働省に行ったと発表した。 川崎病は、主に4歳以下の乳幼児にみられる原因不明の急性の発熱性疾患で、その病態の主体は中小動脈を中心とした血管炎症候群。同社は、既存治療に効果不十分な川崎病患者を対象とした国内臨床試験を実施し、同剤の有効性ならびに安全性が確認されたことから、適応追加の承認申請を行った。 なお、同剤は難治性川崎病に対して希少疾病用医薬品に指定されている。 |