2015年05月19日
NEDO、CO2回収型クローズドIGCC技術開発公募
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:NEDO

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「CO2回収型クローズドIGCC技術開発」の実施を希望する企業・団体、大学等の公募を開始した。公募締め切りは6月17日。

NEDOでは、「CO2回収型次世代IGCC技術開発プロジェクト」(平成20~26年度)として、CO2回収を行っても最新鋭の微粉炭火力と同等の発電効率が実現可能なCO2回収型IGCCの基盤技術開発を進めてきた。

今回の事業では、この基盤技術開発の成果を活用し、実機により近い大型サイズのガス化炉で検証を行い、システム実現に向け、基盤技術をより確実な技術として発展させることを狙いとしている。

公募説明会は、5月27日13時30分から川崎市幸区のミューザ川崎セントラルタワーNEDO会議室で開催する。
問い合わせ先は、NEDO環境部クリーンコールグループ(FAX:044-520-5253)

<用語の解説>
■IGCCとは:Integrated coal Gasification Combined Cycle の略。石炭をガス化して利用する発電方式のこと。ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせて発電する。燃料費のコスト削減や燃料調達先の多様化によるエネルギーセキュリティ向上が期待されている。