2015年05月20日 |
4月のPVC国内出荷、7カ月連続の前年割れ |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会 |
塩ビ工業・環境協会(VEC)は20日、塩化ビニル樹脂(PVC)と塩化ビニルモノマー(VCM)の4月の生産・出荷実績を発表した。 PVCの生産は12万3910トン、前年同月比8・4%増で2カ月連続のプラスとなった。低迷が続いていた国内出荷は7万8687トン、同10・1%減で7カ月連続の前年割れとなり、依然とした回復の兆しは見られなかった。用途別にみると、パイプなどの硬質用が3万7505トン、同19・5%減で12カ月連続の前年割れとなり、軟質用が2万1664トン、同0・4%減で7カ月連続の前年割れ、電線・その他用が1万9518トン、同1・8%増で2カ月連続のプラスとなった。 輸出は3万9202トン、同2・08倍で5カ月連続のプラスとなった。この結果、出荷総計は11万7889トン、同10・9%増で5カ月連続のプラスとなった。 一方、VCMの生産は21万5929トン、同11・0%増で3カ月連続のプラスとなった。国内出荷は13万3735トン、同7・6%増で2カ月連続のプラスとなった。輸出は7万6038トン、同52・9%増で13カ月連続のプラスとなった。この結果、出荷総計は20万9773トン、同20・5%増で13カ月のプラスとなった。 ニュースリリース参照(4月実績) 塩ビ樹脂 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1432099968.xls 塩ビモノマー http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1432099968.xls |