2015年05月22日 |
田辺三菱、GHIT Fundスクリーニング・プログラム参画 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:田辺三菱製薬 |
田辺三菱製薬は22日、グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)の趣旨に賛同してスクリーニング・プログラムに参画し、医薬品化合物ライブラリーの提供を開始すると発表した。 GHIT Fundは、マラリア、結核、顧みられない熱帯病など開発途上国に蔓延する感染症に対する新薬創出を促進するための日本発の官民パートナーシップであり、日本の製薬企業などが保有する高い科学技術の知見を活用した新薬研究開発力によって、グローバルヘルスに対する日本の国際貢献の強化を目指している。 同社は、独自に保有する医薬品化合物ライブラリー(5万化合物)をGHIT Fundのスクリーニング・プログラムの枠組みを通じて、スクリーニング機関であるMMVに提供し、新規の抗マラリア薬候補化合物の創製に向けたスクリーニングが開始される。今後は、その他の感染症に対する新薬創製に向けたスクリーニング・プログラムにも参加していく方針である。 |