2015年05月25日
BASF、炭素繊維材で軽量化成功、フォード車と提携
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:BASF

BASFは25日、米国エネルギー省(DOE)のマルチマテリアル軽量車体(MMLV)実証試験事業の一環として、フォード・モーターおよび射出成形会社のモンタプラストと提携し、炭素繊維強化材を使った前部エンジンカバーおよび構造用オイルパンを開発したと発表した。

フォード車のアルミニウム鋳物製のフロントエンジンカバーと構造用オイルパンを、炭素長繊維(LCF)ポリアミド複合材に置き換えることで、1エンジンあたり約4ポンド(約1.8Kg)の軽量化を可能にする試作品を完成した。具体的にはフロントエンジンカバーで23%、構造用オイルパンで33%の重量を削減した。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1432522027.pdf