2015年05月28日 |
出光興産とトクヤマ、豪州炭を共同輸送 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:出光興産、トクヤマ |
出光興産とトクヤマの両社は28日、石炭事業強化策の一環として、オーストラリア産石炭を徳山下松港(周南バルクターミナル)へ共同輸送することにしたと発表した。 徳山下松港・宇部港が2011年、「国際バルク戦略港湾」に選定されたことを受けて、同港湾を利用する両社が石炭を共同輸送することにした。地元では両社を含む大手7社で「山口県国際バルク戦略港湾連携協議会」を設立し、港湾や船舶の効率的な運用に向けて連携を協議している。 今回両社は、オーストラリアから輸入される石炭の6万トン分を大型タンカーで共同輸送し、輸送コストの低減を図ることにした。荷揚げした石炭は出光興産は顧客向けに販売、トクヤマは自家発電やセメント原料用などとして自家消費する。6月中旬にも入港の予定だ。 <共同輸送の概要> ・積地 : オーストラリア・ニューキャッスル港 ・出航予定: 2015年5月下旬 ・揚地 : 徳山下松港(周南バルクターミナル)他 ・到着予定: 2015年6月中旬 ・輸送数量:約6万トン ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1432795400.pdf |