2015年05月29日 |
4月の石油統計、原油輸入6カ月連続前年比減 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:資源エネルギー庁 |
資源エネルギー庁が29日発表した4月の石油統計速報によると、同月の原油輸入量は1,599万キロリットルで、前年同月比94.9%と6カ月連続の前年比減となった。 原油輸入量を多い順にみると、 (1)サウジアラビア 490万kl(前年同月比89.3%) (2)アラブ首長国連邦 398万kl(同96.0%) (3)ロシア 200万kl(同129.9%) (4)カタール 145万kl(同71.3%) (5)クウェート 133万kl(同158.1%) だった。 同月の中東依存度は77.6%で前年同月比2.3ポイント減と3カ月ぶりに前年を下回った。 燃料油の生産は1,500万kl、前年同月比102.1%と前年を上回った。 油種別に見ると、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油及びA重油は前年を上回ったがジェット燃料油及びB.C重油は下回った。 燃料油の国内販売は1,494万kl、前年同月比106.1%と13カ月ぶりに前年を上回った。 <4月のナフサ需給> 単位:KL ( )前年同月比% ・月初在庫 1,662,329 ・生産 1,648,330(107.8) ・輸入 2,498,211(138.6) ・販売 4,019,717(112.1) ・輸出 3,456(ー) ・月末在庫 1,575,647(124.0) |