2015年06月02日 |
昭和電工、細胞を活性化する新規化粧品原料 発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は2日、皮膚や細胞膜に深く浸透し、スリミングや肌のハリに優れた効果が期待できる化粧品添加用ヒドロキシクエン酸誘導体「HCAP」(パルミチン酸ヒドロキシクエン酸)の開発に成功したと発表した。 すでに「HCAP」として商標登録を終えており、近く化粧品メーカー向けに販売展開する。 ヒドロキシクエン酸(HCA)は、東南アジア地域に多い植物ガルシニアの果皮に含まれる有機酸。これまでは香辛料やダイエット食品などに使われてきたが、昭電は今回、化粧品原料として誘導体「HCAP」を開発した。 HCAは水溶性のため皮膚に浸透しにくく化粧品への適用が困難だったが、「HCAP」は親油性を有し皮膚への浸透力が高い。皮下脂肪の蓄積を抑制する(スリミング)効果や、細胞を活性化し老化を防ぐ働きに優れるところから、今回、新規事業化を決めた。 同社は、6月3-5日にパシフィコ横浜で開催される「第7回 化粧品産業技術展 CITE Japan 2015」に同製品を出展し、紹介する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1433213412.pdf |