2015年06月03日
大日住友薬、米学会で複数の抗がん剤発表
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:大日本住友製薬

大日本住友製薬は2日、米国シカゴで開催された米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会で、現在開発中の抗がん剤について5演題のポスター発表を行ったと発表した。

開発中の抗がん剤は「BBI608」および「BBI503」で、前者はStat3をターゲットとし、がん幹細胞の維持に重要な遺伝子を阻害する低分子経口剤。後者はキナーゼをターゲットとすることで、Nanog等のがん幹細胞に関わる経路を阻害するよう設計された低分子経口剤。ASCOで発表されたデータでは、進行性の結腸、直腸がん患者に対する抗腫瘍活性が示唆されているという。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1433213566.pdf

(英文)
Boston Biomedical Data at ASCO 2015 Highlights Potential of Novel Investigational・・・
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1433213566.pdf