2015年06月03日

三菱化学、スズキ車にバイオエンプラ新グレード

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：三菱化学

三菱化学は3日、スズキと共同でバイオエンプラ「DURABIO（デュラビオ）」を他材質と複合化（アロイ化）した新グレードを開発し、スズキの新型「アルト ラバン」の内装樹脂カラーパネルに採用されたと発表した。 「DURABIO」は植物由来のイソソルバイドを原料とするバイオエンプラで耐衝撃性・耐熱性・耐候性などにおいて一般エンプラにまさる性能を有する。発色性にも優れ、顔料を配合するだけで光沢のある表面をつくることができる。表面が硬く丈夫なため擦り傷がつきにくいなどの特長もある。 「DURABIO」は2013年、スズキ車「ハスラー」にバイオエンプラとして世界で初めて採用された実績を持つ。 今回、アロイ技術を組み合わせて、さらに耐衝撃性・耐熱性に優れれ、軽量化（低比重化）を実現した新グレードを両社共同で開発した。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1433306170.pdf