2015年06月09日

千代田化工、NEDO「水素エネ利用技術開発」採択

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：千代田化工建設

千代田化工建設は9日、NEDO（新エネルギー・産業技術総合開発機構）が公募下助成事業「水素社会構築技術開発事業／大規模水素エネルギー利用技術開発」で、同社提案した「有機ケミカルハイドライド法による未利用エネルギー由来水素サプライチェーン実証」プロジェクトが採択されたと発表した。研究は三菱商事、三井物産と共同で行い、日本政策投資銀行、日本郵船、三菱日立パワーシステムズが協力する。 スケジュールは第1期が2015～2016年度、第2期は2017～2020年度。 ■事業内容 小安研究所に設置したデモプラントを活用し水素化および脱水素の実証運転を終えている。このため次ステップとして今回の助成事業で「未利用資源から水素を調達し需要家に供給する水素サプライチェーンの構築・運用における課題の洗い出しおよび解決」に取り組む。 第1期は水素サプライチェーンの運用に必要な基盤技術検証のためのスケールアップや触媒の耐久性検討、総合運用に関する検証などを行う。第2期はその検討結果を見て決める。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1433833415.pdf