2015年06月12日 |
カネカ子会社、生地中で薄膜状分散の油脂開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:カネカ |
カネカは12日、子会社の太陽油脂(本社・横浜市神奈川区、網干雄三郎社長)が独自の油脂成形技術により、生地中で薄膜状に分散するパイ用シート油脂「チップシートNP」を開発し、このほど販売開始したと発表した。 6月16日、17日に東京流通センターで開催する「カネカ食品グループフードフェスタ2015」に出品する。 開発したシート油脂は、ミキサーに投入して撹拌すると油脂が容易に薄膜状に分散し、これに粉を混合させると生地と油脂とで微細な薄膜層状構造が形成されるという新しい方法で、従来製法に比べてボリューム感や質感が向上する。また、伸展・折り重ね工程を簡素化することができる。 3年後に5億円の売り上げを目指す。 |