2015年06月15日 |
クラレ・コンクリ補修工法「土木学会技術開発賞」 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:クラレ |
クラレは15日、大林組および社団法人 鉄道総合技術研究所と共同開発した、薄型高靱性セメントボードを用いたコンクリート補修工法「スムースボード工法」が平成27年度土木学会技術開発賞を受賞したと発表した。 「スムースボード工法」とは、薄型高靱性セメントボードを表面保護材・補強材に使用するコンクリート構造物の補修工法のこと。軽量・薄板のため従来工法のように重機がなくても、狭隘部でも施工できる。また埋設型枠として使用できるため型枠撤去にかかる工程を省略でき、工期の短縮や工事費の低減につながる。 セメントボードには、クラレの高強度ビニロン(PVA)繊維「パワロン」(商品名)を使用した。コンクリートの経年劣化の原因となる中性化や塩害、凍害などの防止にも効果がある。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1434342595.pdf |