2000年10月16日 |
東ソー、トクヤマのVCM設備、先週までに稼働入り |
トクヤマは予定通り定修明け |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:新第一塩ビ、東ソー、トクヤマ |
VCM(塩ビモノマー)の設備休止、定修を実施していた東ソーおよびトクヤマは、それぞれ先週末までに稼働を再開、今週から通常稼働入りした。 東ソーでは南陽事業所の第二VCMプラント(年産55万トン)で不都合が見つかったことから、自主減産の意味もあり9月下旬から一時休止を実施していたが、先週中に稼働を再開、今週から本格稼働を開始した。 一方、トクヤマでは当初の予定通り9月中旬から徳山工場のVCMプラント(年産30万トン)定修を実施、先週末に立ち上げを行っている。 こうしたVCM大型設備が一時休止が重なったが、トクヤマでは新第一塩ビの徳山工場が同時にPVC設備の定修を実施、千葉工場も予定通り9月下旬に約10日間の定修を行ったこともあり、国内需給バランスへの影響はほとんど出ていないが、商社筋ではアジア市場の需給バランスは締まってきていると見ている。 |