2015年06月17日
5月のPVC国内出荷、8カ月連続の前年割れ
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会

塩ビ工業・環境協会(VEC)は17日、塩化ビニル樹脂(PVC)と塩化ビニルモノマー(VCM)の5月生産・出荷実績を発表した。
PVCの生産は、12万599トン、前年同月比13・1%増となり、3カ月連続のプラスとなった。
一方、国内出荷は7万3801トン、同7・5%減で10月以来8カ月連続の前年割れとなった。用途別にみると、主力のパイプなど硬質用が3万9778トン、同6・8%減13カ月連続の前年割れ、軟質用が1万8540トン、同6・8%減で8カ月連続の前年割れ、電線・その他用が1万5483トン、同10・6%減で2カ月ぶりに前年割れとなった。
輸出は、為替の円安で輸出採算が好転したのに加え、インド向けの輸出が好調なため4万9847トン、同2・47倍で昨年12月以来6カ月連続のプラスとなった。このため、出荷総計は12万3648トン、同23・8%増で、6カ月連続のプラスとなった。
一方、VCMは生産が21万7774トン、同21・8%増で4カ月連続のプラスとなった。国内出荷は,12万8638トン、同12・7%増で3カ月連続のプラス、、輸出が9万3850トン、同25・7%増で14カ月連続のプラス、出荷総計が22万2488トン、同17・8%増で14カ月連続のプラスとなった。


ニュースリリース参照
塩ビ樹脂
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1434526029.xls

塩ビモノマー
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1434526029.xls