2015年06月17日 |
5月のPS国内出荷、2カ月連続のプラス |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
日本スチレン工業会は17日、5月のポリスチレン(PS)及びスチレンモノマー(SM)の生産・出荷実績を発表した。 PSの生産は4万8888トン、前年同月比12%減で3カ月ぶりに前年割れとなった。昨年5月はプラント定修が1社1工場だったのに対して、今年は2社3工場が定修を実施した。 国内出荷は5万4217トン、同10%増で2カ月連続のプラスとなった。用途別では主力の包装用が2万5470トン、同17%増で2カ月連続のプラス、雑貨・産業用が7737トン、同35%増で2カ月連続のプラスとなったのが国内出荷増を支えた。フォームスチレン(FS)用が1万3382トン、同4%減で2カ月ぶりに前年割れとなり、電機・工業用は7628トンで前年並みとなった。輸出は1359トン、同33%減で3カ月ぶりの前年割れとなった。この結果、出荷総計は5万5576トン、同9%増で2カ月連続のプラスとなった。 一方、SMの生産はプラントの定修が昨年よりも少なかったものの、日本オキシラン(年産41万2000トン)の事業撤退が影響して、20万3047トン、同33%減となった。国内出荷は11万667トン、同1%増で3カ月連続のプラス、輸出が10万4737トン、同4%減で4カ月ぶりに前年割れとなった。この結果、出荷計は21万5404トン、同2%減で4カ月ぶりに前年割れとなった。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1434526077.pdf |