2015年06月17日
帝人の超軽量天井材が企業社屋に初採用
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:帝人

帝人は17日、自社開発の超軽量天井材「かるてん」がこのほど、テムザック技術研究所(本社・鳥取県米子市、檜山康明社長)が竣工したロボット開発用の新社屋の天井材として採用されたと発表した。同材が民間企業の社屋に採用されたのはこれが初めて。

この天井材は、基材に帝人のポリエステル製タテ型不織布を使用したのが特徴。従来の天井材に比べて柔らかく、重さが約10分の1と軽量で、吸音性能や断熱性に優れ、建築基準法の不燃材料規定に適合している。また、万一、天井が落下しても、被害を最小限に抑えることができる。
帝人では、今回の採用を契機に、2018年までに6億円の売り上げを目指す。