2000年10月16日 |
武田薬品、糖尿病治療薬「アクトス」欧州での販売許可取得 |
新たな国際戦略商品として展開へ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:武田薬品工業 |
武田薬品工業は16日、100%子会社である武田欧州研究開発センター社(本社、英ロンドン市)が糖尿病治療薬「アクトス」(一般名は塩酸ビオグリタゾン)のSU剤との併用療法およびメトフォルミンとの併用療法についてEUから販売許可を得た、と発表した。 これによりEU15カ国での販売が可能になった。 同社は「アクトス」を、リューブタン、タケブロン、ブロブレスに続く国際戦略商品と位置づけ、今後積極的に販売活動を展開していく方針。単独療法についても十分な有用性が証明できるとしており、今後臨床実験を追加、摘要拡大を目指す。 なお、「アクトス」の欧州での販売許可申請は1999年3月、EMEA(欧州医薬品審査庁)に対して行い、2000年6月CPMP(同庁医薬委員会)から許可勧告意見が採択されていた。 |