2015年06月22日 |
新化技協・講演会「ナノバイオシステム最新動向」 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:新化学技術推進協会 |
新化学技術推進協会は、「ナノバイオシステムの最新動向」をテーマにした講演会を6月30日14時から東京都千代田区三番町の同協会会議室で開催する。終了後に懇親会 澤田廉士・九州大学院工学研究院教授が「動きながら測定可能な超小型低消費電力血流センサとその応用」をテーマに、吉川元起・物質・材料研究機構研究員(筑波大学院准教授)が「モバイル臭覚に向けた新ナノメカニカル化学センサ(MSS)」と題し、それぞれ講演する。 澤田氏は、独自のフォトリオグラフィ技術を用いて、これまで実現できなかった動きながらの測定可能な超小型血流量センサを開発。常時モニタリング、脱水症、アルコールセンサ、強皮症などの生体状態や病態解析、携帯可能な血圧センサへの展開について紹介する。 吉川氏は、人間の五感のうち「嗅覚」のセンサシステムの確立と実用化に向けた取り組み状況を説明する。実用化に要求される特性を満たしたセンサ素子であるMSSを中心に、いつでも、どこでも、だれでも使える化学センサシステム確立をめざしている。 参加費は、会員企業が無料、一般が1万円。 問い合わせ先は、新化学技術推進協会事業部(TEL:03-6272-6880) |