2015年06月23日
第一三共、丸石製薬と後発医薬品で協業
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:第一三共

第一三共は23日、丸石製薬(本社:大阪市鶴見区)が現在製造販売承認を申請中の全身麻酔用鎮痛剤「レミフェンタニル注射剤」の後発医薬品について、商業化に向けた協業を進めていくと発表した。

「レミフェンタニル注射剤」は、オピオイド鎮痛薬(μ-オピオイド受容体作動薬)として、全身麻酔の管理に広く使用されている。強い鎮痛作用とともに、鎮痛作用の発現と消失が速やかなため、調節性に優れるという特徴を有する。
同剤の商業化については、丸石製造が製造販売承認を取得した後製造し、第一三共が販売を行う。また両社共同でプロモーションを行う予定だ。