2015年06月24日 |
デンカ生研、インフル検出キット 北京華鴻社と代理店契約 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:デンカ生研、電気化学工業 |
電気化学工業のグループ会社、デンカ生研は24日、インフルエンザウイルス抗原検出用キット「クイックナビ」(商品名)の中国での販売で同国最大の医薬品販売会社である「北京華鴻有限公司」と代理店契約を締結したと発表した。 デンカ生研は2013年に中国で「クイックナビ」の販売許可を取得し拡販展開してきたが、一般市民のインフルエンザに対する意識や地方ごとに異なる収費基準(健康保険点数)など、普及に向けて課題が多かった。 北京華鴻社は、中国政府や市政府直轄の総合病院などに強力な販売網を有し、中国全土にMR(医薬品情報提供担当者)やMS(同営業担当者)を配置している。今後は同キットの普及促進とともに、迅速診断による同国内でのインフルエンザ感染拡大防止に貢献できるとしている。 北京華鴻社は2年後の販売目標を50万キット(500万人分)と設定。デンカ生研は同製品を含め中国での全事業の販売目標を30億円に置いている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1435128176.pdf |