2015年06月30日 |
日本触媒グループ会社、排ガス浄化で自動車技術会賞 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:日本触媒 |
日本触媒は30日、ベルギー・ユミコア社と合弁で自動車触媒事業を展開する、ユミコア日本触媒(本社:愛知県、村松正隆社長)の技術論文「ガソリンエンジンの排ガス浄化性能を向上する鉄触媒技術の開発」(三菱自動車工業との共同研究)で、公益社団法人 自動車技術会 第65回自動車技術会賞「論文賞」を受賞したと発表した。 同論文は自動車技術会2013年秋季大会で発表し、2014年3月に同会論文集に掲載された。高価な貴金属(パラジウム)を使用しているガソリンエンジン排ガス触媒の代替として安価な鉄触媒に注目し、その排ガス浄化特性を調べて活性メカニズムを明らかにした。優れた技術論文として評価された。 ◆ユミコア日本触媒の概要 ・設立 2012年3月 ・所在地 愛知県常滑市りんくう町一丁目25番19号 ・代表者 代表取締役社長 村松 正隆 ・事業内容 自動車用排気ガス浄化触媒の販売、研究開発及びこれらの付随業務 ・資本金 750百万円 ・出資者 Unicore Shokubai(ベルギー・Umicore社が60%、日本触媒が40%出資する統括会社で、傘下自動車触媒の事業会社5社を米国、ドイツなど5カ国に持つ) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1435642946.pdf |