2015年07月02日 |
5月の石油統計、原油輸入7カ月ぶりに前年比増 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:資源エネルギー庁 |
資源エネルギー庁が発表した5月の石油統計速報によると、原油輸入量は1,629万Klで、前年同月比101.2%と7カ月ぶりに前年を上回った。 原油輸入量を多い順にみると、 (1)サウジアラビア 572万kl(前年同月比106.0%) (2)アラブ首長国連邦 426万kl(同115.0%) (3)クウェート 173万kl(同172.4%) (4)カタール 100万kl(同57.6%) (5)イラン 94万kl(同105.0%) だった。 同月の中東依存度は85.0%で前年同月比2.0ポイント増と前年を上回った。 燃料油の生産は1,372万kl、前年同月比103.2%と2カ月連続して前年を上回った。 油種別に見ると、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油0よび軽油は前年を上回ったがA重油およびB.C重油は下回った。 燃料油の国内販売は1,368万kl、前年同月比100.3%と2カ月連続して前年を上回った。 <5月のナフサ需給> 単位:KL ( )前年同月比% ・月初在庫 1,582,253 ・生産 1,326,615(107.4) ・輸入 2,742,940(119.8) ・販売 3,608,362(111.3) ・輸出 ー(ー) ・月末在庫 1,913,441(136.8) |