2015年07月06日 |
経産省、ミャンマー政府に「産業発展ビジョン」提示 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省は3日、ミャンマーの産業将来像と、それを実現するために優先的に取り組むべき施策を「ミャンマー産業発展ビジョン」としてまとめ、安倍総理大臣から「日メコン首脳会議」に出席するために来日したテイン・セイン・ミャンマー大統領に手渡されたと発表した。 ミャンマーは2011年の民政移管以降、わが国が支援するティラワ経済特区の開発をはじめとして急速な経済開発を進めており、わが国企業の進出やインフラ輸出拡大にもつながることが期待されている。 「ミャンマー産業発展ビジョン」は、同国の低廉・良質な労働力を背景として都市における経済発展や地方の農林水産業、高付加価値な織物産業等の地場産業の発展に好循環をもたらす「都市・地方シナジー開発戦略」を掲げ、そのための電力・交通インフラの整備、予見可能で効率的な法制度、人材育成、戦略的産業政策、さらに農林水産業の潜在力の具現化を促す内容となっている。 経産省は今後、同ビジョンの基本的考え方をもとに、ミャンマー政府の次期5カ年計画を策定し、さらに具体的な施策を立案・実施するミャンマーの取り組みに協力していく方針だ。 ニュースリリース参照 「ミャンマー産業発展ビジョン」策定(概要) http://www.meti.go.jp/press/2015/07/20150703007/20150703007.pdf 「ミャンマー産業発展ビジョン」 http://www.meti.go.jp/press/2015/07/20150703007/20150703007-1.pdf (参考)ミャンマー・産業プロジェクト集 http://www.meti.go.jp/press/2015/07/20150703007/20150703007-2.pdf |