2015年07月06日 |
東洋エンジ、インドネシア合成ゴムプロジェクト受注 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:東洋エンジニアリング |
東洋エンジニアリング(TOYO)は6日、 シンセティック・ラバー・インドネシア社(ミシュランとチャンドラアスリの合弁)から、インドネシア・ジャワ島西部チレゴン地区に計画する合成ゴム年産12万トンプラント建設プロジェクトを受注したと発表した。現地の大手エンジニアリング会社で連結子会社のイーカーペーテー(IKPT)と共同受注した。受注金額は非公開。プラント投資金額は約435百万ドル(約500億円)の見込み。 プラントはミシュラン社技術で、SSBR(溶液重合スチレンブタジエンゴム)とポリブタジエンラバーを製造する。 プラント完工は2018年の予定。原料ブタジエンは、チャンドラアスリ子会社のペトロキミア・ブタジエン・インドネシア社から受給する。製造される合成ゴムは主にタイヤの原料となる。 IKPT(PT.Inti kurya Persada Tehnik社)は1982年創業のエンジニアリング会社。インドネシアの石油・ガス、石油化学、インフラなどの各分野のプロジェクトで豊富な実績を有する。TOYOは2012年、IKPT株式の47%を取得し、同社の筆頭株主となっている。 TOYOはチャンドラアスリ社向けに、2011年にブタジエンプラント、2013年にエチレンプラント増強工事を受注している。 <受注概要> ■客 先: シンセティック・ラバー・インドネシア社 (ミシュラン社55%、チャンドラアスリ社子会社のスチリンド・モノ・インドネシア社45%出資のJV) ■受注者: 東洋エンジニアリングとIKPT ■建設地: インドネシア ジャワ島西部 チレゴン ■対象設備: 合成ゴムプラント:年産12万トン(SSBR、ポリブタジエンラバー) ■ライセンサー: ミシュラン社 ■役務内容: 詳細設計、機器資材の調達および工事までの一括請負 ■完成予定: 2018年 ニュースリリース インドネシア・合成ゴムプロジェクトを受注 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1436159702.pdf (英文) TOYO Awarded Synthetic Rubber Plant Project in Indonesia http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1436158201.pdf |