2000年10月12日 |
チバSC、ヘクセルの株式の大半を総額約1億6,000万ドルで売却 |
ゴールドマン・サックス傘下の投資グループに |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ |
チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(チバSC)は12日、米ヘクセル社の株式持分約49%の大部分をゴールドマン・サックス傘下の投資グループに売却することで合意した、と発表した。 これにともない、チバSCはヘクセルの普通株式約1,450万株を一株当たり11米ドルで売却、売却総額は約1億6,000万米ドルに上る。なお売却は、監督官庁の承認と両社の契約手続きの完了が条件となる。 チバSCのロルフ・マイヤー会長兼CEOは、「我々は、共通したテクノロジーと顧客でシナジー効果が期待できるビジネスのコンパクトなポートフォリオを目指し、特に成長性の高い分野の強化に努力している。今回の売却は、当社のキーとなる事業と共通性の少ない、非戦略的なビジネスの見直し計画の一環であり、これにより計画の大部分が完了する」と語った。 なおヘクセルは、米国最大の炭素繊維メーカーで、1999年度の売上高は11億5,150万ドル。 |