2015年07月08日 |
エチレン10社の14年度決算 大幅減益・経産省調べ |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省化学課は8日、エチレンセンター10社の石油化学部門の2014年度営業利益は前期比84.7%の大幅減益になったと発表した。経常利益は86.2%の減益、売上高は7.4%の減収だった。 売上高は交易条件の改善により輸出が堅調に推移した。一部製品には設備稼働率が高水準で推移する動きも見られたが、昨年後半の原料価格の下落に伴う販売価格の低下や買い控えの等の影響を受けた。 売上高は前期比7.4%減少の4兆9,143億円だった。 経常利益は急激な原油安による在庫評価損等により、213億円と84.7%の減少となった。 売上高経常利益率は前年度の2.9%から0.4%と2.5ポイント低下した。 エチレンセンター10社の2014年度(通期)業績は以下の通り。 ■石油化学部門の収益状況(単独ベース) 単位:億円( )前期比増減% ◇売上高 49,143(△7.4) ◇営業利益 221(△84.7) ◇経常利益 213(△86.2) ◇売上高経常利益率(%) 0.4(1.5) ■全社ベース収益状況 単位:億円( )前年同期比増減% ◇売上高 66,125(△4.1) ◇営業利益 1,105(△37.2) ◇経常利益 2,144(△22.7) ◇売上高経常利益率(%) 3.2(4.0) ■センター10社の石油化学部門収益(連結ベース) 単位:億円( )前期比増減% ◇売上高 78,390(2.1) ◇営業利益 1,716(△18.8) ◇売上高経常利益率(%) 2.2(2.8) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1436340394.pdf |