2000年10月12日 |
POフィルムの8月の出荷、6万5,544トンに |
L-L品の着実な伸びで3ヵ月振りに前年超え |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本ポリオレフィン、日本ポリオレフィンフィルム工業組合 |
日本ポリオレフィンフィルム工業組合が12日に明かにしたところによると、同組合加盟のポリオレフィン・インフレーションフィルムメーカーの8月の総出荷量は6万5,544トンとなった。 前月の実績に対しては1.2%の減少だが、これは稼動ならびに営業日数が少なかったせいと見られる。一方、前年同月に比較すると逆に1.4%多い。月間総出荷量が前年同月の実績を上回るのは3ヵ月振りとなる。 8月の実績を品種別に見ると、LDPEフィルムは前年同月比102.4%で堅実な成長を遂げているが、HDPEフィルムは同99.4%、またIPPは同100.8%とともに概ね前年並みにとどまっている。LDPEの伸びはL-LDPEが着実な伸びを続けていることによると言える。 L-LDPEフィルムの8月の対前年同月比は、一般包装用が102.3%、農業用が111.5%、合計が103.1%となっている。同フィルムの1~8月の総出荷量は14万8,173トンで前年同期比102.0%、LDPEフィルム全体に占める比率は41.4%となっている。 |