2015年07月14日
理研・東工大などのスパコン「京」、世界第1位奪還
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理化学研究所は14日、東京工業大学、アイルランドのユニバーシティ・カレッジ・ダブリン、九州大学、富士通との国際共同研究グループが、ビッグデータ処理(大規模グラフ解析)に関するスーパーコンピュータの国際的な性能ランキング「Graph500」で、スーパーコンピューター「京」が再び解析結果世界第1位を獲得したと発表した。
2014年6月以来のランキング1位奪還となる。東京工業大学・上野晃司氏(理研研修生)らの成果としている。

大規模グラフ解析の性能は、大規模かつ複雑なデータ処理が求められる、ビッグデータの解析の上で重要となるもので、今回のランキング結果は、「京」がビッグデータ解析に高い能力を有することを実証した。

なお、第2位は米国ローレンス・リバモア研究所のSequoia、第3位は米国アルゴンヌ研究所のMiraだった。