2015年07月15日
5月エンジニアリング受注、4カ月連続 前年割れ
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省が発表した5月のエンジニアリング受注高(速報値)は、国内外合わせて4490億円で、前年比89.9%と4カ月連続の前年割れとなった。国内は同81.6%、月ごとに波の大きい海外受注は同183.9%だった。
国内受注の前年割れは3カ月ぶり、海外受注の減少は3カ月連続となった。
マイナス幅が大きいプラントは、環境衛生システム(▲60.6%)、化学プラント(▲25.4%)、通信プラントシステム(▲23.0%)の順だった。
1件当たり受注高が5億円以上の大口受注件数は62件(前年同月比92.5%)だった。

【5月のエンジニアリング受注高(速報)】 単位:百万円 ( )対前年比%

<受注高計>     449,062(89.9)
(国内)       374,070(81.8)
(国外)         74,992(183.9)

<プラント・施設別内訳>
・電力設備システム  148,573(101.6)
・通信設備システム  39,969(77.0)
・化学プラント     40,028(74.5)
・製鉄プラント     14,946(99.9)
・その他産業プラント 68,501(185.8
・鉄鋼構造物       7,293(147.7)
・貯蔵・輸送システム 11,567(138.3)
・環境衛生システム  44,253(39.4)
・都市/地域開発    30,427(152.5)
・その他        45,505(89.2)