2015年07月17日
6月の可塑剤実績、生産・出荷とも回復顕著
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:可塑剤工業会

可塑剤工業会は17日、6月の生産・出荷実績を発表した。主力製品DOPの生産は今年4月から3カ月連続、出荷は2月以来5カ月連続のプラス。「回復はありがたいが、塩ビ樹脂メーカーや加工メーカーに引っ張られている感じが強い。円安の影響も強いのでは」と、業界筋ではこのところの市場の動きをつかみかねているようだ。

【6月の可塑剤需給実績】(単位:トン)カッコ内は前年同月比%
<生産>
(フタル酸系)
◇合計    15,870 (137.8)
・DOP    7,710(104.7)
・DBP      109(107.3)
・DIDP      0(ー)
・DINP    7,322(121.0)
・その他    721(209.0)
(アジピン酸系)
◇生産計   1064 (81.3)

<出荷>
(フタル酸系)
◇合計    18,194 (106.1)
・DOP     10,754(103.8)
・DBP        89(95.6)
・DIDP      289(113.8)
・DINP     6,173(119.1)
・その他     889(133.5)
(アジピン酸系)
◇出荷計   1,300(95.9)


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1437118753.xls