2000年10月12日
日本ポリオレフィン、研究開発センターを川崎地区に統合
大分の基礎研究を統合、迅速な研究開発成果の顕現化へ
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:日本ポリオレフィン

 日本ポリオレフィンは12日、10月16日付で現在大分と川崎地区に分割されている研究開発センターおよび川崎工場の触媒開発グループを川崎地区に統合する、と発表した。
 同社は1995年の発足時に、応用開発研究部門は川崎地区に統合し、1996年7月には新研究棟のもとで川崎研究所として集約を完了していたが、触媒研究、物性研究など基礎研究については、研究開発センターの大分地区、川崎地区および川崎工場に分散していた。
 今回の研究開発機能の川崎地区への統合により、触媒研究、構造物性研究からグレードの開発、成形加工評価までの研究開発組織を一極化、研究開発業務の一層の効率化を図るとともに、高付加価値製品の開発を加速し、迅速な研究開発成果の顕現化を目指す。
 なお、統合による重複業務の解消などにより、大分地区、川崎地区合計7名の減員となり、研究開発センターは93名の体制でスタートする。