2015年07月22日 |
昭電のアンモニア製造プロセスにエコマーク認定 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は22日、同社のアンモニア製造プロセスが日本環境協会から「エコマーク」認定を受けたと発表した。、製造プロセスでエコマーク認定を受けたのは世界で初めて。 エコマーク認定とは、生産から廃棄にわたるライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品・サービスにつけられる環境ラベルのこと。これまで製造プロセスには認定基準がなかったが、今年6月1日、「プラスチック製容器包装のリサイクルによるアンモニア製造プロセス」に初めて認定基準が制定され、7月17日付で昭和電工が認定第1号を取得した。 この基準では、容器包装リサイクル法で収集された使用済みプラスチックを、ケミカルリサイクル手法(ガス化)で再商品化し原料の一部としてアンモニアを生産する一連のプロセスが適用されている。 同社川崎事業所のアンモニア工場では現在、液化アンモニア原料への使用済みプラスチック利用比率が65%まで上昇している。製造プロセスにエコマークがついたことで、消費者の環境意識や分別への理解がさらに深まることが期待されている。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1437543692.pdf |